美白化粧品と呼ばれるものは、肌を白くしてくれると考えている方は多いと思います。
しかし、実はそうとも言い切れません。その証拠に、メラニンの水溶液に美白成分を混ぜても、決してメラニンは消えません。
つまり、美白化粧品とは、肌を白くするものではなく、肌の基底層にあるメラニン細胞(メラノサイト)に働きかけて、メラニンの生成を抑制するものを指すのです。
だから今あるメラニンでなく、これからできるはずだったメラニンを作らないと考えてください。
そのため、日焼けした肌に美白コスメを使用しても、その効果はあまり期待できません。
簡単に言うと、これからできるかもしれないシミは予防しますが、現在できてしまったものをなくすのではありません。
美白化粧品はあくまでも「メラニンの生成を抑制して、シミを予防する」ことが目的なのです。
そして美白化粧品は、その他のUVカットをする帽子・日傘・サングラス・日焼け止めなどのグッズと一緒に用いる事でよりそのよさを実感するものなのです。
また、美白化粧品は「シミの予防」だけではありません。
もう1つの働き「シミを消す」効果があります。
しかし、シミには肝斑(かんばん)・老人性色素斑・炎症性色素沈着・太田母斑など数十種の種類があり、そのうち美白化粧品の働きかけがあるのは5種類程度と言われています。
美白化粧品は、肌の表皮付近の色素細胞に働きかけてシミを薄くすることはできますが、奥深い色素細胞には効果がみられないのです。